自邸リノベーション
振り返りと気づき
早いもので
築39年の中古マンションを買って
リノベーション
住み始めて10年目になりました。
今年は年齢も 40というステージに入り
起業して7周年を迎える
節目のような年。
せっかくなので、
自邸マンションリノベーションの振り返りと、気づきをまとめてみます^^
ああすればよかったとか、
こうしておけばよかった。
がひとつもないかと言われたら
あるにはあります。
(へ~建築士でも、自分の住まいとなると、関わり方や進め方、こだわりの押し問答はあるのね。と読み進めていただけたら。)
もともとの暮らしへの価値観、捉え方も大きく差がでる、住まいづくり。
住んでしまえば住み慣れる。
住めば都という言葉があるように
快適に安心した暮らしを送れていますが、
決定的に
これは残念、改善の余地はあったぞ!
と今でも感じることが。
それは
『住まいづくりしてくれる人との コミュニケーションの工夫』
————
実は空間や間取り、内装についての ああすれば、こうすればはとても些細なことで
子供が成長した今でも、
9割ほぼほぼ満足しているのが現状です。
残りの1割も、ちょっと掃除のタイミングで収納内の段差が~、とか、
コスト重視で採用したカーペットはほこりがたまりやすいなあとかはあるのですが
リノベ途中も、直後も、10年目の今も
『これ、どう思う?』
の相談相手がいてくれていたら、
より安心して工事は進み、
より楽しい住まいづくりになっていたと強く思うのです。
自分のこととなると、現状を把握しづらく
うまく自分のこうしたいを言語化できなくて日常生活で感情が乱れたり、家族ともギスギス。
こうじゃない、こんな風にとは言ってませんと 職人さんも困らせた。
現場監督さん、なんで?
とコミュニケーションの足りなさ、伝えられないがゆえに諦めるなど。

夫とも前半は意見がまとまらなかったりと途中はありましたが、ここもコミュニケーションの工夫の大切さ。譲れない空間はお互い口を出さない、任せるなど、それぞれに意向・意見を活かすことができました。この話はまた別の投稿で。
会社員当時、リフォームのお客様との打合せや図面、プランや内装コーディネートは経験させていただくも
現場との並行でつくっていくことをとおして、自邸のリノベーションではじめてこれどうしたらいいの?と現場でのリアルといいますか
いろんな方との伝えるだけでなく、伝わるにはどうしたら?を体感することが多々ありました。
そこで何度も感じたのは
伝えるって
難しい
という壁が、まず、ありました。
要望を端的に具体的に
必要な情報が伝えられていない
とりまとめてくれる
現場監督さんとの確認不足は
確実に『しまった~!泣』を
うみだしていました。
じゃあコミュニケーション
何に気をつければよかったの?
の結論
今改めて まとめると
1,打ち合わせはできるだけ現場をみて、対面で相談する
2,書面でやり取りを残す
3,気になった箇所やことはそのままにしない
誰が悪いとか、そういった部分よりかは
こうするだけで
グンとスムーズに工事が進み、納得感のあるリノベになると私は思うのです^^
施主・設計・現場監督(職人さん)
の三方よし!
が住まいづくりの理想。
1,打ち合わせはできるだけ現場をみて、対面で相談する
いちばん ええええええー!と
残念だった、今では思い出。
ダイニングキッチン、
冷蔵庫上のダウンライトの位置。
だいぶんと完成してきたので見に行ってもらって大丈夫です、と連絡をいただき、現場に足を運んだところ
伝えていた場所ではない位置に、ダウンライトの穴が!
※なかなか子供の機嫌と監督さんがいるタイミングが合わせられず。

ダウンライトの照明位置、
そこじゃないです。
(黒いところ、希望はダイニングのペンダントライトよりか少し右の奥※細かい)
具体的に伝えたと自分では思っているだけに、そこ!?と驚き、電気屋さんも手が止まる。
図面をもとに打合せで
『キッチンの照明はダウンライトにしたいです。
冷蔵庫照らさんといてほしいんです。
食器棚を照らしたいから。』
と現場監督さんに
伝えた
つ・も・り でしたが
冷蔵庫をとても見やすくしてくれたのかなという位置に穴。
基本はお任せになることも多い
照明の位置
位置なんてどうやって決めるの?
なんで決めなあかんの?
どこだっていいでしょう?
という人もいるかもしれませんが
わたしは照明は全体的な雰囲気に影響が大きくでるから
こだわりませんか?と
いまも、生活に合わせての照明計画 楽しく提案させてもらっています!
話は戻り
この照明の位置の話、バタバタしているタイミングでやりとりするんじゃなくて、顔見て言えばよかった。
という反省が頭をめぐりました。
その感覚は今も覚えています(笑)
そして
2,書面でのやりとりを推奨!
生活感を減らしたい、という背景を伝えたかというとそこまでは私も言ってなかったように思うし
担当する方によっても共感や方針、大きく変わります。
でも、これがどんな業界でもあるかもしれませんが
言った言わんの世界。
誰かが嫌な思いする構図は、
誰が見てもそうだね。
というツールを共有する
ことでだいぶんと改善されます。
基本はメールでのやりとりが中心で、たまに現場から電話がかかってきて、確認していただく。をしていましたが、監督さんも忙しいでしょうし多忙なときに、 壁から70センチのところにダウンライトを。というのも印象が残らなかったのかも。
お客様のおうちリフォームでの現場、今ではこのときの経験を活かし
壁から◯◯◯mmの位置に、と指示書なる図面を張り付けさせてもらうことで、職人さんからも 要望がある場合は助かりますとお声をいただいています。

↑こちらの現場は大工さんがすべて電気まで施工m(_ _)m
メモを残し共有しあうことは
ひとつの住まいづくりにかかわる人たち、みんなにとっての安心につながると私は思います。
3,気になった箇所やことはそのままにしない
67㎡ほどのマンションですが(一般的な3LDKの広さ)、フル改装ともなると音は大きく、近隣からの音に対するお声に私自身敏感になっていました。
※購入後の改装、所有権が私たちにすでに移転しているから管理人さんから連絡がはいりました。これも、監督さん宛に連絡はいることもあれば、施主に。とマンションの管理体制による気がします。
いや、工事するのも、音がなるのも仕方ない。
近隣住民さんがどんな世代かとかはわかっても、どんな感覚をもつ人かはわかりません^^;
一時的なこととはいえ 、私は気になった箇所(先ほどの照明 天井)の工事をやり直してもらえるところも
もういいです。
と飲み込んでしまいました。
本当にいいんですか?
確認不足やったのでやり直します。
と 監督さんも対応してくれたのに
工期をこれ以上延ばしたくない、と
最後の最後であきらめる。
という私自身の そこはこだわらんのかーーい、という拍子抜けな反省と迷惑。
こういう小さなわだかまり
あとに引きずりがちです。
そこに目が行くたび、ん…。って。
(知らんがな!)
工期や追加費用について
悩むかもしれませんが
(※負担は状況によります)
気になることは我慢せず伝える
そのうえで、ベターなカタチで
解消することをおすすめします。

これらの体験から、伴走者を志す。
当時幼児の子育てに追われて 打合せの機会や現場もみにいく時間が、思うようにとれず余裕がなかった私。
そんな
時間と気持ちの余裕のない状況をふまえて
代わりに要望の整理をしてくれたり、
現場をみながら、一緒に使いやすいを考え
決断にむけてアドバイスしてくれる人が居てくれたら・・・・
今思えば、結婚前にマリッジブルーになる人がいるように、
私は、期限内に連絡を
しなければいけないと焦り
間取り、収納、仕様と、決めることをひとりで抱え込み(自ら…)混乱していた
リノベブルーに
陥っていたと思うのです。
急がなくても、と思うけれど早く住みたい気持ちが空回りすると、無駄にパニックに。
これは自分が仕事で、客観的に人の住まいづくりにかかわる体感とは、また違う膨大な選択と決断でした。
皆さんこんな気持ちだったのかもと。
こだわりのバランスや言語化不足も
こだわりがあるようでない部分
どうしたいのか自分でもわからない状態になることもあるのが、
住まいづくり。
『どう、思う?』
そんな相談ができる、頼れる人の存在は
きっと安心と納得をふやす
リノベーションとその先いい思い出とともに過ごす時間が待っています!
何を大切にしたいのかは、人それぞれ。
住まい方の理想も、進め方も、伴走者を必要とするかも
本当にそれぞれです。
忘れてはいけないのは
リノベーションの目的や本番は、
できあがってからの暮らしが
快適に、楽しく過ごせること。
ぜひ、楽しく安心して住まいづくりを進めたい半面、ひとりで進まずに居られるならば
迷いをこれがいい!と納得に変えていく
住まいづくりの伴走パートナーに
ご指名いただけたら嬉しいです^^
____最後に。
自ら 細かい部分の設計や、内装デザインをさせてもらえた愛着もあり
台所の収納、こんな使い方をしたい!と職人さんが細かにつくってくれたスペースは大活躍しています。

色々苦い思い出回想のように伝わってひまったかもですが、住まいづくりはいい思い出と経験に。
関わってくださったみなさんのおかげで、愉快な暮らしを送れていること、
ありがたく思います!
時間もお金も気持ちもたくさん注ぐ
【住まいづくり】は
自分のこうだったら嬉しいな、とか
こんなことが快適で、できたら最高だなという理想は
できるだけ活かして
住まいづくりをしたいもの。
反省や失敗よりも、納得感の多い ライフイベントにしていきたいですね^^

