オーガナイズ事例【キッチン】少しずつ、楽になろう

訪問サポート*オーガナイズ実例

 

先日、赤ちゃんのいるおうちへ、キッチンの片づけ依頼をいただき、いってまいりました。

作業2カ月ほど前にアドバイスをしてすぐにできることは実践してくださっていましたが、それ以上進めるのは毎日の忙しさでひとりで。は困難。

ということで、それではご紹介いたします!

オーガナイズ事例【キッチン】少しずつ、楽になろう

家族構成と現状

家族構成

ご本人と旦那様、ご本人のお母さま、乳幼児のお子様ふたりの5人家族。

下の子は3カ月の赤ちゃん!家族が増えた新生活に奮闘中、仕事復帰予定のママのご依頼です。(←よく眠り、よく笑う赤ちゃんで、めっちゃ癒されました♡)

キッチンのお悩み(現状)

・大人それぞれ(本人・夫・母)がキッチンをつかうため、ゴールデンゾーンに家族のすぐ使いたいものが集中してしまい、使い勝手が良くなく混乱。

・お母さまは車いすで過ごされているので、手の届く場所が限られていて、ご自身の食器は電子レンジ周辺に、置いておられます。ここも見た目をスッキリさせたい。

お湯をわかすティファールも手の届く手前にあるため、ここに他のモノまで置き続けると、火傷などの心配もあります。

成長していく赤ちゃんにも危なくないよう配慮していきたいところ。

 

・ご本人の背の高さからも、高い位置の吊り戸棚はあまり活用できておらず、各自お買い物やお料理するタイミングも違うことから、調味料のブッキングなどが起こっていました。

・調理スペースに常にモノがあることで家事がはかどらず、その散らかった有様をみるとストレス!

家族へイライラを八つ当たりをしてしまっていたそうです。

↑すごくわかる(泣)

私も二人育児になったときは、新生活に備えていたつもりでも慌てることが多かったし、想像以上に心身も暮らしも乱れたのでお気持ちをお察しいたします。

手に入れたい暮らし

ヒアリングで思考の整理をして、どんな暮らしがしたいのかご本人の価値観をお伺いし、ゴールを設定。

今の暮らしに必要のないものとはお別れをし、カウンターや調理スペース、食器棚にちょい置きしているモノの定位置を決めて、効率的かつ作業できる、したくなる仕組みと見た目をつくっていきます。

 

片付いていないことでイライラしたくない、仕事復帰しても効率よく家事をしたい。

変えたい現状のゴールもお聞きしますが、さらに気持ちを掘り下げます。

 

仕事復帰にも備えて、家事がスムーズに、そして家族も不便なく使えるように、

何より働きながらでも子育てを楽しめる環境をつくりたい!

最終的に手に入れたい暮らしは、片づけや家事に時間を奪われることなく

『子育てを楽しくしていきたい!家族と楽しく過ごしたい!』

ということ。

 

そんなゴールを手に入れるべく、自分以外の家族もよく使うキッチンでのそれぞれの動きをご本人からお伺いしていきました。

(理想はそれぞれに聞くのがいいけど、今回はできる範囲で、少しずつ整えていくことになりました)

おむつ替えや授乳を間にはさみながら、全出しして作業開始。(本当にお疲れ様です!)

 

今の自分に必要なモノを厳選し選別すること。

少しずつ段階を経て、気づくことはたくさんあります。

残すといったけど、本当は手放してしまいたいという迷いがあった。

次見直すときには、価値観が変化していて、納得して手放せることがあります。だから今は大丈夫!

 

Before→After

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食器棚の面をBeforeは撮ったものの、Afterを取り忘れる痛恨のミス!

すごく見違えることよりも、旦那様のいたるところに分散されていたプロテインセットをまとめたり、お母さまの飲み物(インスタントドリンク系)をまとめたり、グループごとに分けるだけでも◎

ご家族の体調等ご都合もあり、日常家事が進むところまで整えて終了。

おすすめの収納用品をメールでフォローしながら、お母さまにも使い勝手を確認していただけるようお話しました。

まだまだママも出産後、本調子ではありませんし、親子ともにお疲れが出ませんように。

 

ご感想

◎サービスを依頼してみていかがでしたか?

片付かず、そのせいで掃除も行き届いていなかった我が家でストレスがたまる一方でした。

キッチンの片づけを一緒にしてもらい、片付くことで心もスッキリしました!

自分一人では片付かなくて誰かに助けてほしいけど、散らかって掃除ができてないところを誰かにみせるのは怖かった。

けど「私もこうだったよ」「子どもがいたらこうなるよね」と共感していただき、作業しながらも色々な話を聞けて安心感がありました。

片づける目的を改めて考えたり、物を減らすこと、増やすときに考えることの大切さを実感しました。モノを減らし、定位置管理することで、自然と片づけやすくなりました。

依頼するまではお金かかるし…とためらいましたが、毎日のストレスが減って気持ちが軽くなり、片づける習慣を身につけるいいきっかけになったので、依頼して本当に良かったです!

 

◎これからの片づけへ向けてやろうと決めたことはありますか?

ベビーグッズがあらゆるところにあるので、まとめたいです。
半身麻痺の母も使いやすいように話し合って工夫をしていきたいです。

 

◎どんな人にこのサービスをすすめたいですか?

外で働いているママさんに是非おすすめしたい!

仕事から帰って散らかった部屋でストレスたまってる人たくさんいると思います。
そんなママの家事と育児を少しでも軽減できる家づくりの手助けをしてもらえるのでおすすめしたいです!

 

自分たちの暮らしを大事に、少しずつ整えればいい

頑張り屋さんなママへ、私からの一番のアドバイス。

 

毎日片づける習慣がつくことは自分のために、家族のために素晴らしいことです。

けど、そうしなければならない、できなかったときはダメだ。と、がんばっている自分を追い込んでしまうことになるのは大問題!

そのイライラは今回のお悩みの通り、家族へ伝染してしまうこともあります。

 

できない、やらない日があってもいい!やれたときには、よっしゃ!私がんばった!

と自分で自分を褒めてあげてほしいです(^^)。

 

今回つくった仕組みは、ご本人とは別タイミングでキッチンをつかうお母さまのご判断もいただきたかったところではありますが、そこまでは叶わず。

一度は大きく変えようとした収納も、いや待てよ。少しずつ進めていこうかという話になりました。

この変化でさえも逆にお母さまのストレスがたまったり…なんてことが不安ではありましたが、

終了後にごあいさつしにいった際には、合わなかったらやり直せますから安心してください。とだけお声かけさせていただきました。

仕組みが合わなければやり直せばいい、より良く暮らせる方法で変えていけばいい(^^)/

 

みんなが快適に使えること、誰かに我慢を強いることのないよう、今後もご家族でお話しながら、”自分たちにちょうどいい暮らし”を送っていただけたらと強く思いました(^^)

きっかけになれたこと、お客様の心の変化、とてもうれしいです!!!
たくさんの思いを感想にいただけて感無量です!

この度はご依頼いただき、本当にありがとうございました。

 

 

※作業時間はキッチン、ヒアリング込みで4時間でした。
(判断ペースにもよりますが、おそらく食器棚の食器も対象になると5時間は必要と見込みます。)

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